2008/05/14

ふたつ、一段落つく
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短編が一本仕上がる。今回は少し時間がかかりました。最後まで書き上げるまでに何度か詰まり、推敲の段階でもういっぺん詰まる。難しい話を書いているわけではないのですが、全体のバランスや情報量を考え、物語をどの面から切り出して磨くのが一番効果的か――というところで詰まるのです。

 時間をかけて原稿を書いていると、何となく「あかん」のはわかるけど、どこが「あかん」のかわからん、という状態になることがあります。パズルのピースが一個欠けているような感覚。こういうのは、しばらく寝かせておくと、たいてい「ピン」と来て解決します。何をはめこめば穴が埋まるのかがわかる。このピースを見つけてくる力は、直観、もしくはそれまでの経験値です。
 
 
   ▼下段に続く

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2008/05/14

   
 穴は埋めない場合もあります。埋めると作品世界が狭くなるとか、広がりが感じられなくなるときには意図的に埋めません。このほうが、全体の形が美しく見えることがあるのです。小説というのは一筋縄ではいかない世界です。

 もうひとつ一段落ついたのは、文庫化作業のほう。連休に死にもの狂いでやったのが効きました。あとは細部を手直しするだけ。こちらは改稿があるのですごく手間がかかりましたが、何年もたってから、もう一度作中の登場人物たちと再会するのはとても懐かしい。つい、出番や見せ場を増やしてしまいます。

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2008/05/06

連休だというのに結局休む暇なし
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三月から四月にかけて新刊が二冊出たおかげで、新しい仕事がいろいろと舞い込んできました。それをこなすために五月の連休は全滅。ちっとも休めないし遊べません。でも、私クラスの作家だと、原稿依頼が止まらずにあること自体が非常にありがたく、またこれは未来を切り開くための道でもあるので、感謝と共にすべてを引き受けました。

 以下、現時点でわかっていることなど、いろいろ。
 まず夏頃に、短編が一本、某所に載ります。そのあと、既刊の某作品が文庫化されて発売になります。文庫版では大きな改稿があるので、既に単行本でお読みの方も、この新しい版を手に取って頂けると大変うれしいです。年内の出版はこれで終了の予定……。
 
 
   ▼下段に続く

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2008/05/06

   
 それから来年の初頭、文庫で新作が出ます。これは私自身、以前から発刊を楽しみにしていたもの。詳細は今年の年末にご報告できると思います。
 現在、新作書き下ろしの仕事も、三本同時に進行中。これに加えて、企画だけ出ているものが一本。
 
 トータルすると十年目の壁は何とか越えられそうな感じです。がんばります。

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